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FUCKING DIARY

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反論受付ない主義

我龍真吾引退興行

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写真は、真吾との試合に穿いていた、ホームページのタイトルにもなっている、以前FUCKを取られたんで、今回の為に新しく付け直したトランクスです(^〜^)

土曜日、我龍真吾の引退興行に、セコンドも兼ねて行って来ました。

真吾とは、本当に複雑極まり無い関係なんだけど、長いけど書くぜ(^〜^)

まあ、先ずは最初に試合をしてね。

当時の真吾は、我龍じゃ無くて鷹山ってリングネームでね。

俺もリングネームは読み方は本名と同じだけど、シュートボクシング辞めても、ずっと心は当時のエース吉鷹さんを志したシュートボクサーのつもりだったんで、漢字だけ変えて鷹志。

だもんで、鷹対決なんて言われてね。

まあ、打ち合い上等のパンチャースタイル同士って事で、こっちも試合前からかなり燃えててね。

でも、試合じゃこっ酷くやられちゃってねm(__)m

1度目のダウンなんか無茶苦茶効いて、自分がどっち向いてるかも解らない位だったんでしょうがないけど、2度目3度目のダウンは打ち合ってる最中にダウンになって(レフリーが本部席にどっちがダウンか確認する位)ポイントは大差でね。

初めて鼓膜破れて平行感覚無くなったり、お前のパンチじゃ倒れねぇってわざとパンチ打たせてたら、モロに肘打ち迄入れられて、試合後28針も縫ったりね(無茶苦茶興奮してたんで、アドレナリンのお陰で出血少なくて止められ無かったけど)

前に我龍タイムって何?
って真吾に聞いたら、
『庵谷君との4R開始の時に、3回グローブ合わせて打ち合ったのから始まったんだよ』
って。

だったら、俺から仕掛けた打ち合いだから、庵谷タイムで良いじゃんて(^〜^)

初めて打ち合いが楽しくて楽しくて(^〜^)

試合中も、組んだ瞬間に、楽しいな〜とか、もっと打ち合おうとか話してました(^〜^)

でも、試合は完敗でしたm(__)m

負けた時は選手辞め様と思ったんですよ。

減量上手くいってたんで、コンディション良い時は、殴り合いには負けないってプライドと自信が有ったから、同じ不良キャラのパンチャーに、殴り負けて選手続ける気持ちがね。

で、今はどうかしらないけど、当時は試合翌日に伊原会長に必ず挨拶に行くんだけど、そこで辞めるって言おうと思ってたら、先に伊原会長に、年内に必ず再戦させるから!
と言われちゃってね。

試合後は悔しくて悔しくて、打たれた夜は脳が疲れてるから、ぐっすり寝れるのに、一睡もできなかったのね。

悔しさが先立って再戦できるなら、辞めるって考えなんか吹っ飛んでね。

完敗したのに何故か即年内再戦させて貰える理由も、リングで向かい合った時に感じた真吾の体のでかさが原因でね。

その階級での減量が限界だった俺より、明らかにでかい体の信吾は、実は試合リミットより4.8キロオーバーだったのね。

グローブハンデ位は欲しかったm(__)m

俺の中に、辞めなくて良い、都合良い言い訳ができたんだよね(^〜^)

でもね、1番大切なのは、そのリングでどっちが強かったか。

俺は確かに殴り負けた。

その事実が1番でかかった。

だから再戦では、殴り負けた相手に、今度は同じ条件で殴り勝てる事を信じて、死ぬ気で練習してね。

再戦当日。

今度は真吾、怪我して落とせなかったって、またオーバーで来てねm(__)m

同じ相手に2試合連続の過度の体重オーバー。
今度は8キロだったと。

でも、代打でやったタイ人は俺より9キロ重かったんだけどねm(__)m

で、真吾は多分この件が原因かな?
新日本追放になってね。

でも、キックでまだまだトップでやれる確信が有ったんだろうね。
当時の移籍の暗黙のルールの先走り的に、1年間試合我慢して。

更に協会に大金払ってね。

で、復活したと思ったら他団体のトップといきなり競り合って。

俺は真吾は新日本の株を上げたと思うんだよね。

ただ、俺との縁は切れるかと思ったけど、やっぱり縁が有ったみたいで。

あいつの地元、八王子に出掛けてた時に偶然、車がバッテリー上がっちゃってね。

誰か八王子で、バッテリーチャージしてくれる奴いないかなと、八王子近辺の知り合い考えたら、真吾しか思い浮かばなくて、連絡してみたのよ。

そしたら、真吾は直ぐに来てくれてね。

凄く助かったのよ(^〜^)

そこからの縁で、信吾のスパーリングパートナー&セコンドに付く様になったんだけど、その当時、伊原稲城ジムで練習させて貰いがてら、セコンドとかコーチらしい事もさせて貰っててね。

ジムから、協会出てった真吾のセコンドには付くなって言われちゃって。

でも、そこは俺だから、無視してセコンド付いちゃってね(^〜^)

それがバレてジムをプチ追放されたんだけど、後輩達の事が心配で、謝って戻ったんですよ。

そしたら、直ぐにタイタンズに信吾が出てね。

俺のプチ追放は何だったんだろう?
って、凄く馬鹿らしく感じたのが今も印象に残ってる。

愚痴ね(^〜^)

で、その頃、栃木で仲良くなってた銀次郎(通称・銀^〜^)と連絡とっててね。

銀のジムが協会抜けちゃったんだけど、もしキック続けたいなら東京出て来いよ。
伊原に来いよって誘ったのね。

で、銀から東京来る決心付いたって連絡貰った時、その当時の伊原ジム、新日本キックに来るより、フリーでやった方が絶対にチャンスは多いし、キック界最強と信じた協会で、タイトルマッチ迄やれた銀なら、何処でも活躍できると、松本君(当時のミドル級王者、今はヘビー級王者)とのタイトルマッチ見て確信してたし、俺が現役離れて日が経つと共に、結構真吾とのスパーリング相手も、選手練習してなかったんで、しんどくなってたからね(^〜^)

顔の広い真吾なら、銀にも沢山チャンスを与えてくれるだろうと思ったし、真吾の跡を継ぐのにも、実力も有って若い銀をって思って、連れてったんだよね信吾のジムに。

そしたら、バッチリ上手くはまって、良い師弟関係築いてくれて、真吾は銀に一杯チャンス作ってくれてね。

そんな2人がタイトル賭けて、引退試合って言うんだから、俺も感慨深かったわ。

その前にセコンド付いた選手も、半年位前に俺の判断ミスで、相手のジムのコーチの攻め方解ったのに存在を忘れてて、事前に教えられた筈の事を教えらず、負けた挙句、入院する大怪我になっちゃったから、何とか今回は勝たせたかっただけに、TKO勝ちして一安心(^〜^)

セミの森田君は、減量しないで60kg無い状態なのに、相手はしっかり契約の65kg有るアウトサイダー選手で、前日計量だけに試合当日は二桁の体重差有っただろうに、序盤は流石の体重差で一瞬効かされちゃうも、実績の意地で盛り返し、倒し切れず完全ガス欠になった相手を、ローとボディーで砕いてKO勝ち。

森田君は流石だけど、相手の中澤選手、腹とローで落ちたとは言え、充分過ぎる根性見せたのは、流石暴走族元総長(^〜^)

やっぱり、悪でもトップ立つ位になると、良い根性してるよね(^〜^)

久し振りにダサい元ヤンキーとは違う、腹据わってる元ヤンキーを見ました(^〜^)

メインはね、試合前に銀には言ってたのね。

世話になった真吾に返せる1番の恩返しは、往生させる様に、しっかりKOする事だぞって。

銀も解ってる、倒すと。

でも、真吾のド根性に倒し切れなかったm(__)m

本当に真吾の根性は凄いと思ったねm(__)m

ただ同ジムだからって、だれる事無く、しっかり真吾の引退に花添える、激しく良い試合だったと思う。

倒しに行った銀のパンチをフルラウンド浴び続けたダメージで、その後20人もの人数と引退記念1分スパーリングするつもりだった真吾との、試合後のエキシビションを止めようって、寒川君達と相談して決めたんだけど、真吾の強い気持ちで、数人だけやられてね。

流石にレフリーも心配して、止めさせろって怒り出したんで、残りの選手皆で一気に入場して真吾抱きしめて、もう俺らが辛いから、ここで止め様って。

最初は大丈夫だからって言ってた真吾も、最後は納得してくれて、最後は不思議な感じで、真吾と共に皆でリングに正座して、何故か日本刀を真吾は前に置いて、そのまま10カウントゴング聞きました。

凄い画だったと思うm(__)m

試合後、脳が揺れるから止め様って言ってた胴上げも、何故かやっちゃうしm(__)m

でも、ここ数戦はずっと、全く練習しないで体重だけ合わせて試合してただけに、最後に愛弟子に目一杯ボコられて、それでも倒れない根性見せて、しっかり往生しただろうと(^〜^)

て言うかして欲しいm(__)m

良い格闘技人生だったんじゃないかな(^〜^)

どんな選手にも真似出来ない、唯一無二の存在だったと思う。

今後の事もちょっと聞いてるけど、持ち前の根性で何とか乗り切って欲しいm(__)m

俺は真吾と試合できて、本当に良かったと思ってる。

お疲れ真吾。

落ち着いたら一杯やりたいね(^〜^)

そして俺は、引退しても良い体してる森田君に嫉妬して、3日間だけ食いまくったら、またダイエット続行しますm(__)m

因みに、真吾から翌朝連絡有りました、皆さん真吾は無事です(^〜^)

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by realdevilman | 2011-08-01 08:57 | 後尾 格闘技 プチ変態

by デビルマン